2014年7月よりキャッシング事業を開始したライフティですが、2015年度も営業方針も拡大路線のようで、現在のところ貸出もかなり順調なようです。
ライフティは、キャッシング事業とクレジット事業と2種類の金融事業を営んでいますが、金融事業の拡大路線は当面継続してゆくと予想されます。

【ライフティが正社員を募集している理由】
平成22年の改正貸金業法施行では、上限金利の引き下げや総量規制の導入などがあり、消費者金融業界はかなりのダメージを受けることになりました。
巷では、「銀行傘下ではない中小消費者金融業者を潰しにかかっている」と噂されるほどで、実際に多くの中小消費者金融業者が廃業に追い込まれました。
それから約5年経過して、全体の業者数はまだ減少傾向ではあるものの、大手消費者金融は完全に復活しています。
また中小業者の中でも貸出方法を工夫し、積極融資に転じて収益を伸ばしてきている業者もあります。
また、ライフティのように、逆にビジネスチャンスと捉えて新たにキャッシング事業を開始した業者もあります。
しかし、現時点で、正社員採用募集までしている企業はライフティ以外に、他の中小消費者金融会社では見当たりません。※2015年5月現在
このことは、ライフティが当面、積極融資を行い、拡大路線を採用してゆくことの裏返しとも思われます。
事業拡大に対する、ライフティの本気度が表れていると言えるでしょう。

【クレジット事業との二本柱】
また、ライフティは前述したように、キャッシング事業以外にクレジット事業も行っています。
クレジット事業とは、専門的には、「個別信用購入あっせん」と言いますが、いわゆる「ショッピングクレジット事業」のことになります。
ライフティのように、クレジット事業と二本立ての経営スタイルを採用している会社は、実は、中小クラスの消費者金融会社によく見られる経営スタイルです。
改正貸金業法施行前後に、消費者金融業者の中には、収益性の落ちた消費者金融事業に代わる新たな事業として、クレジット事業に参入した会社が多くあるからです。
しかし、ライフティが他の会社とちょっと異なるのが、ライフティは、もともとクレジット事業からスタートしていることです。
キャッシング事業からクレジット事業への参入はよくありますが、このようにクレジット事業からキャッシング事業への参入は、かなり珍しいと言えます。
しかし、競合他社が減少した今、あえてキャッシング事業に参入するのは、逆転の発想でビジネスとしてはかなり面白いのではと評価できます。
また、従来から続けている、クレジット事業部も継続することで、リスク分散にもなりますし、総合金融として会社の価値も上がります。

このようなことから、ライフティの営業戦略を読むと、当面、積極融資の拡大路線は継続されると思われます。(正社員を採用してまで、事業縮小という選択は、通常あり得ません。)
中堅消費者金融にキャッシングの申込みを検討している場合、事業に積極的な業者を選択することは一つの要因です。
当面ライフティは該当する可能性が高そうです。

※当サイトは金融機関や貸金業者の勤務経験者で構成するメンバーがプロデュースする消費者金融ライフティの情報サイトです。
消費者金融業界に詳しい専門スタッフが調査のうえ解説していますので、実際のキャッシングにかなり役立つ内容になっています。
当サイトには一部広告もありますが(広告であることを表記をしています。)いたずらにキャッシングの申込みを誘導する目的のサイトではありません。
キャッシング情報サイトの中には「審査が甘い」ことを強調しただけの単なる宣伝目的のサイトも存在しますが、そのようなサイトとは目的が異なります。

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