ライフティは2014年7月よりキャッシング事業を開始したばかりなので、増額についての情報は今のところ多くは入ってきていません。
しかし、公式ホームページ内のマイページからも増額申込みが可能になっており、優良顧客に対しては増額が実施されています。

≪増額は中堅消費者金融会社にとっても必須≫
ライフティに限らず、中堅消費者金融会社では大手に比べて新規貸出の際、限度額を低めに抑える傾向があります。
大手に比べてリスクが高い顧客層になるので、このことはある意味やむを得ません。
しかし業者側にとっても、最初から最後まで低い限度額の融資だけをしていては営業が成り立ちません。
仮にライフティで10万円の融資を受けて、その後、追加融資も増額もしなかった場合の支払総額は、123,685円にしかなりません。
(35日サイクル、返済金5,000円、返済回数25回の場合)
これは、ライフティにとっても、リスクの高い顧客に融資をして、2年以上もかかって23,685円しか利息収入が得られないということです。
しかも、これはあくまで顧客がまともに返済した場合のみで、一定数の顧客は必ず不良債権化してしまいます。
また、調達金利、広告宣伝費、人件費もあるので、実際は10万円を融資することで得られる利益はかなり微々たるものになってしまいます。

≪新規時の限度額はお試しの要素が強い≫
このように、消費者金融会社にとっては、少額の融資だけでは現在の上限金利下での営業は非常に困難なものになっています。
特に中小規模の業者は、大手のように銀行傘下でもなく、スケールメリットがあるわけでもないので、融資残高の減少は死活問題です。
このため中堅消費者金融会社では、新規こそ貸出を抑えますが、その後優良顧客に対して増額を推進して融資残高維持に努めることになります。
これはライフティでも例外ではないので、取引後の増額は十分にありえます。
むしろ新規はお試しで、増額でやっと適切な融資限度枠がもらえるようになると言ってもよいでしょう。

≪増額審査を通過するために≫
増額審査を通過するポイントはいくつかありますが、代表的なものを下記にまとめました。
①使途自由のキャッシングは総量規制の範囲内。
現在の改正貸金業法では、個人の借入は年収の3分の1までに制限されています。
これを超える貸出は禁止されているので、原則使途自由での増額はできません。

②増額審査までに返済遅れがないようにする。
前述したように、新規貸出はある意味お試し期間になります。このお試し期間内で返済遅れが続いた場合は増額対象からはじかれてしまいます。
少額融資ですら返済遅れが続く方は増額は困難と判断されることになります。

③他社からの急激な借入増加や遅れがない。
いくら総量規制の範囲内でも、借入が急激に増加している方は審査が通過しにくくなります。逆に負債が多くても、負債額や件数が安定していれば増額できる可能性は高くなります。

※当サイトは金融機関や貸金業者の勤務経験者で構成するメンバーがプロデュースする消費者金融ライフティの情報サイトです。
消費者金融業界に詳しい専門スタッフが調査のうえ解説していますので、実際のキャッシングにかなり役立つ内容になっています。
当サイトには一部広告もありますが(広告であることを表記をしています。)いたずらにキャッシングの申込みを誘導する目的のサイトではありません。
キャッシング情報サイトの中には「審査が甘い」ことを強調しただけの単なる宣伝目的のサイトも存在しますが、そのようなサイトとは目的が異なります。

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